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ReBornプロジェクト。「事業再構築補助金」の続報!

<2020/12/14>
前回のメールでもお伝えしましたが、経産省他関係各所の情報や読売新聞の記事から、概要を再度まとめてみました。
今回は、申請するにしても、事業計画などまとめるまでに時間がかかると思いますので、早めの準備が必要かと思います。
以下はとりあえず想定される概要です。

<事業再構築補助金の概要>

1.今回の補助金の目的
中小企業の新規事業への進出など事業再構築への支援を目的に、設備投資や企業買収にかかる費用を最大1億円補助する中小企業向け補助金では最大規模となる。

2.補助の規模
1社あたり最大1億円を補助する支援策は、異例の規模。数万社の利用を見込み、2020年度第3次補正予算案に約1兆円を計上する。

3.補助の対象
平均的な中小企業に対し、6,000万円を上限に3分の2を補助する。
1社1億円は、計画の規模が中小企業(資本金3億円以下、従業員300人以下)の枠を超える場合に1億円に引き上げられる。
この場合、3年以内に目標未達の場合は、返還を求めるとされる。

4.補助の科目
事業を再構築するための、設備投資費用、海外展開費用、企業買収費用などと思われる。
企業買収費用の場合、買収費用そのものではなく、調査費やデューデリ費などになりそうである。
いずれにせよ、事業再構築ということで、業態変換や新用途開発、M&Aなどの、事業計画が必須となるであろう。
また、これまでの経緯により、「生産性向上」というのが、計画に求められるであろう。
生産性にはいろいろ種類があるが、一般的には労働生産性が良く使われる。
計算式は
労働生産性=付加価値÷労働者数
※付加価値=売上高-生産コスト(人件費・原材料費)
労働者数を減らせば、労働生産性は向上するが、これは後ろ向きの解決であり、付加価値そのものを増大する計画が必要となる。

5.スケジュール
2020年第3次補正予算のうちであるため、年明け早々、衆参両院をとおり、その後、
募集計画の詳細が作られるので、早くとも募集は2021年2月下旬以降になると思われる。
また実施は、半年程度かかる可能性もある。(各社の事業計画を評価するため)

まだ、詳細が決定されていないため、以上が各所からの情報を総合して鑑みた概要です。
2020年の持続化支援金よりは、手続きも複雑となりそうで、「事業再構築」のための事業計画づくりを早急に手をつける必要があると思われます。

※ReBornの必要性を感じられたら、ぜひPROSOC(一般社団法人 問題解決型コンサルタント協会)にご連絡ください。

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一般社団法人 問題解決型コンサルタント協会
PROSOC(Problem-Solving Consultants Association)
代表理事 倉林 敏(くらばやし びん)
WebSite : https://prosoc.jp/
E-mail : nice@prosoc.jp
住所  : 東京都中野区本町4-6-16-601
倉林 敏WebSite『創造の方法』:https://kurabyashibin.net/

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