『ソロ社員』(「ギグ ワーカー」とも呼ばれています)。自分に愛称や肩書をつけて覚えてもらおう!(2)(6月22日)

朝から晩まで、職場という空間に物理的に拘束されていたビジネスマンにとって、テレワークは、会社生活という拘束から解放されます。
これにより、空いた時間をどう使うか、人ぞれぞれに様々な使い方がでてくるでしょう。

目下の流行りは、「ビジネス講師」「ウエビナー」「〇〇コーチ」といった“ピン ビジネス”です。
テレワークの普及とともに、ネットを使用したティーチングビジネスを目指そうとする人が増大し、このような副業スタイルを身に着ける教育ビジネスが大流行りです。最初に50万円から100万円程度の受講料をはらい、〇〇講師となって自分の生徒を一人見つければ、本部や大元講師に20~30%のマージンを払い残りの70~80%が自分に戻ってくるという、フランチャイズおよびネズミ講ビジネスといったスキームとなっているようです。
しかし、まあそれなりの教育を受けたからといって、誰でもがすぐに〇〇講師やウエビナーになれる訳ではないでしょうが、こういう時代、何か自分にスキルをつけたい人間が増えるのはよく理解できます。

すでに、自分にスキルのあるイラストレータ、デザイナー、コピーライター、音楽家、芸術家など、一芸に秀でた人々は、『フリーランス起業』といわれる、個人事業主となり起業することも大流行りです。そして、このような人を対象とした起業ノウハウのコンサルビジネスも活況を呈しています。
クラウドワークスなどのように、このような一芸にひいでた人間に個別に仕事を斡旋するビジネスも今後さらに普及することでしょう。

要は、このような流れを見ると、これまでのホワイトカラーといった人々の選別が始まったということです。
本当にスキルある人間は残り、サラリーマンとして拘束時間を頼りに生きてきた人間が生きづらくなるという時代になるのでしょう。

では一方で、労働集約型、現場仕事型は残るのか?ここは一体どう変化するのでしょうか。
ここにも大きな変化はすでに現れています。
『ロボット』です。すでに殺菌消毒ロボット、配膳ロボット、自動移動ロボット、検温ロボット、アバターロボット、癒しロボット、コミュニケーションロボットなど、ありとあらゆる用途に対応するロボットが様々なに開発されています。
また、人々の接触機会を減らす創意工夫としいて、遠隔医療やオンライン授業、在宅勤務
、超高速、超低遅延、同時多数接続という5Gによりマルチコミュニケーションシステムなど、DXにより現場仕事型に対するイノベーションはここでも人間の選別に一役買いそうです。

要は、これからの働き方は、個々人が自らイノベーションおこし、自分なりの主体性をもった働き方を開発しなければ、どんどん時代に取り残されるという厳しい時代に突入したと認識する必要があります。

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