ウイズコロナは『半分生活』。不完全燃焼・生煮え時代。(6月15日)

飲食店では、席数をひとりづつ開ける、美術館、遊園地、イベント会場などでは、入場者数を制限する、工場では、1日の従業員を半分にする、学校でも、学年別など一斉に登校はさせない等々、これまでの生活様式のほとんどが“半分”で当面動き出します。
企業で考えると、おおざっぱに言って、売上半分、利益半分で、維持するには、コスト半減(固定費率低減、人件費率低減、変動費率半減などが必要)となります、
とにかく、世の中すべて『半分』で動かざるを得ない。
外食をしても楽しく語らえない、カラオケに行っても大声で歌えない、ジェットコースターにのっても絶叫出来ない、仕事をしても売上は上がらない、給料半減、リストラの恐怖・・・
コロナ以前の生活を経済的にも生活面でも心理面でも、全部『半分』に、といった禅寺に入ったような生活を人々は耐えられるでしょうか?
果たして、この『半分生活』どこまで耐えられるでしょうか?そう長くは続かないでしょうね。

おそらく、数か月もすれば、「半分生活」もどんどん崩れていくでしょう。
しかし、ビル・ゲイツが言っているように、人間はコロナを本能的に恐れているため、ワクチンの実用化までは本格復興はない。
逆に言えば、ワクチン実用化になれば、以前のように欲望を全面的に開放もできる。
元通りの生活に戻れる?
しかしこの間のウイズコロナで、自己反省的な人々も多くあらわれるでしょう。今までのような行き過ぎた欲望をおさえ、自制的生活を送るというのが、新しいライフスタイルとして定着する部分もあるでしょう。

それと徐々に判ってきたことは、「三密」の定義を変えた方が良いのではないか?
例えば、通勤電車、かなり元通り混雑してきたが、これまでに、クラスターとなったことはない。また諸悪の根源のように言われてきたパチンコ店、ここも、クラスターにはなっていない。一方で、昼カラオケ店、ホストクラブ等がクラスターとなった。
要は、誤解を恐れずにいえば、コロナなは、飛沫感染と接触感染が多いので、「三密」よりも、飛沫回避(つばを飛ばしてしゃべらない、大声をださない、絶叫しない等)接触回避を中心にした方が良い。
とうことで、「三密」の定義を変え自粛内容を変化させる必要があるでしょう。
今後、何は元に戻り、何が元にもどらないか、この問題をこれから見ていきましょう。

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