緊急事態宣言は出されたが、人の動きはなかなか収まらない。(4月14日)
そりゃそうだ。片方で自粛を呼びかけても、車の両輪である「補償」が明確でないところが問題である。小売業などは日銭が入ってこなければ家賃が払えず、どうしようもない。何故もっと大胆な手が打てないのか?小出しにつぐ小出しでは、人々の安心感もできないし、結果的に「安物買いの銭失い」になってしまわないか?
今回も感じるところだが、2011年の大震災の時も、1000年に一度の災害といっておきながら、なかなか思い切った手が打たれなかった。安部首相に言わせれば「悪夢の民主党」となるのがだが、今回も同じようなイメージをもってしまう。今回は「自民党」だからと期待するが、結局、政治家ではダメなのだろう。
問題なのは官僚のアプローチが、そもそも「小出し」であり、「経済優先」と「国民救済」がどっちつかずで、あまりにも”官僚模範答案”でお茶を濁すされているところだろう。昭和初期に銀行取付騒ぎをおさえ、日本経済を救った高橋是清、こういう政治家がいないと危機を乗り越えるのは難しいのだろうか。そうそう、高橋是清は大蔵大臣の前に総理大臣もやっていた。現代にも、誰かいましたね。「令和の高橋是清」になってくれませんかね。

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